株式会社エステムトップページ
サービス案内会社案内採用情報環境活動コラムお問い合わせサイトマップ
サービス案内
会社案内
採用情報
環境活動
コラム
お問い合わせ
トップページ

トップページ > コラム

今月のコラム

中川運河  2020.7.1
保繕工事課 服部 徹

 名古屋市内で、パナマ運河の体験ができることを知っていますか?数年前から、中川運河に水上バスが定期運航するようになり、これに乗船すると体験できるのです。この中川運河についてですが、名古屋港と名古屋駅近くにあった貨物駅(現在は廃止)を結ぶために掘られた運河で、昭和7年に共用開始され、完成当時は東洋一の大運河と呼ばれていたそうです。全長は10キロ未満ですが幅は幹線で、64〜91mと広く作られています。しかし、水運利用は、昭和39年の7万5千隻をピークに、年々減少しトラック輸送へと転換され、現在の海運利用は、1日に数隻と激減しています。
 水運利用は衰退したのですが、中川運河の特徴として、通船門というものがあります。名古屋港は潮の干満により水位が変化(N.P.+0.0m〜+2.6m)しますが、中川運河の水位は一定(N.P.+0.2m〜0.4m)に保たれていて、通常、運河の水位は名古屋港より低くなっています。その通船門では、水門で仕切られた部屋(閘室)に船を入れ、その部屋の水位を上げたり下げたりして(パナマ運河と同じ仕組み)、水位差のある名古屋港と中川運河の行き来を可能にしています。私が、水上バスに乗船した時は、満潮近くでしたので2mほど水位が変わりました。あまり他にはない施設ですので、皆さんも体験をして下さい。また、船上から見る運河沿いの倉庫街も趣がありますよ。
 ヘドロで臭くて汚れているイメージの中川運河ですが、最近は小魚を食べに鳥が多く飛来しています。しかし、BODは10mg/ℓを切るぐらいで、まだキレイな水とはいいがたいです。そのため名古屋市では、流れのない運河の水質改善として、下水再生水を流して水循環を行っています。中川運河再生計画では、水辺空間を市民に親しめるように整備する計画もあるので、地元民としては、子供が水辺で遊べる水環境になってほしいと願います。

 >> バックナンバー

このページの先頭へ


Copyright © 2006 Stem Corporation All Rights Reserved. プライバシーポリシー