お悩み解決事例

食品製造工場

排水量:300㎥/日
処理方式:加圧浮上処理

(1)ご相談内容

沈殿槽の汚泥が沈まず、汚泥界面が高くなり、バルキング現象が起こっている。

(2)問題点

バルキングが生じることにより、沈殿槽でキャリーオーバー(汚泥流出)するリスクがある。

(3)課題

活性汚泥処理の前段に加圧浮上処理が設置されており、加圧浮上処理で凝集不良があると、後段の活性汚泥に植物性油脂が流入し、 その影響でバルキングが生じていた。

(4)解決方法・結果

微生物の初期吸着や緩衝能力に着目し、加圧浮上処理に活性汚泥を投入した。
油脂を含んだ活性汚泥は浮きやすいため、加圧浮上により汚泥を浮上させ処理水と固液分離した。
浮上分離活性汚泥による処理水に油分はほとんど含まれないため、後段にある従来の活性汚泥はバルキングしにくい環境となった。
上記により排水処理が安定し、バルキングが解消した。

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